42 歳の男性。右側顎下部の腫脹を主訴として来院した。3年前から食事時に腫 脹と疼痛を繰り返しているという。検査の結果、口腔外から手術を行うこととし た。初診時の顔貌写真(別冊No. 24A) 、エックス線画像(別冊No. 24B) 及び CT (別冊No. 24C) を別に示す。 手術の前に患者に説明すべき術後合併症はどれか。2つ選べ。

- a「下唇の動きが悪くなることがあります」
- b「下唇の感覚が鈍くなることがあります」
- c「舌の右半分がしびれることがあります」
- d「耳たぶの感覚が鈍くなることがあります」
- e「舌をまっすぐ前に出せなくなることがあります」
正答と解説の要点を見る
正答: a・c
a 「下唇の動きが悪くなることがあります」、c 「舌の右半分がしびれることがあります」
解説の要点査読済み
第113回の公式正答はA・Cです。顎下腺の口外法手術では、顔面神経下顎縁枝の損傷で下唇の動きが悪くなり、舌神経の損傷で患側の舌にしびれが生じ得ます。ただし、頻度は低くても舌下神経の損傷による舌運動障害も起こり得るため、Eを臨床的に起こらない合併症とは覚えないでください。
解説本文・各選択肢の誤答理由・関連するまとめノートは iDenteal Exam で読めます。